敬虔主義

敬虔主義  けいけんしゅぎ17世紀後半から18世紀前半のドイツで興ったプロテスタント信仰復興運動


1648年まで続いた、三十年戦争はプロテスタント、カトリックの双方が疲弊して終わりました。人々が体験した悲惨な戦争から、罪の意識が生じ、人々は戦争の後遺症ともいえる虚脱状態となりました。そんな中、ドイツでは、ルター的な信仰の再起がうながされ、敬虔主義が生まれてきました。敬虔主義は、儀式、形式にとらわれる教会、教派、教理よりも、個人の内的修養、日々聖書に親しむことの大切さ、家庭での礼拝を守り、全信徒が司祭であるといった心の復興を目指すものです。

この考え方は、以後の信仰復興運動に影響を与え、イギリスのジョン・ウェスレーとチャールズ・ウェスレーの兄弟による18世紀のメソジスト運動へとつながっていきます。


〔参考・引用〕
いのちのことば社「キリスト教の歴史(後編)」