水が血に変わる災い十の災い・十災禍

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水が血に変わる災い

第1の災い「水が血に変わる災い」

第一の災いは、エジプト全土の川や池などの水が血に変わってしまった災いです。

アロン(モーセの兄)が手にした杖でナイル川の水面を打つと水は血に変わってしまいました。川の魚は死に、川は悪臭を放つようになります。これに張り合うべく、王室の魔術師も水を血に変えたため、災いは増長し、エジプト人は水が飲めなくなりました。エジプトの人々は、地下水を求めて、ナイル川の周りを掘ります。

ファラオの心は、さらにかたくなになり、モーセたちの言うことを聞きませんでした。

「Water Is Changed into Blood(血に変わった水)」<br /> James Tissot(1836–1902)

「Water Is Changed into Blood(血に変わった水)」
 James Tissot(1836–1902)

主は更にモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を取り、エジプトの水という水の上、河川、水路、池、水たまりの上に手を伸ばし、血に変えなさい』と。エジプトの国中、木や石までも血に浸るであろう。」
モーセとアロンは、主の命じられたとおりにした。彼は杖を振り上げて、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った。川の水はことごとく血に変わり、川の魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人はナイル川の水を飲めなくなった。こうして、エジプトの国中が血に浸った。ところが、エジプトの魔術師も秘術を用いて同じことを行ったのでファラオの心はかたくなになり、二人の言うことを聞かなかった。主が仰せになったとおりである。ファラオは王宮に引き返し、このことをも心に留めなかった。エジプト人は皆、飲み水を求めて、ナイル川の周りを掘った。ナイルの水が飲めなくなったからである。

旧約聖書/出エジプト記7章19節~24節
©日本聖書協会/旧約聖書 新共同訳



〔参考・引用〕
日本聖書教会「旧約聖書(新共同訳/口語訳)」/新日本聖書刊行会「新改訳聖書第三版」